日本は戦後の経済復興により、戦前と比較してその食事内容は目覚しい変化を遂げました。
確かにその事によって栄養失調による結核などの感染症は減少しました。
しかし、逆にそれまでには少なかった大腸がん、痛風や糖尿病などの成人病が増える要因になったとも言われています。
肉食、精製された砂糖、加工食品の発達、添加物などがそれらの病気を作り出したと言っても間違いではないでしょう。
最近では現代科学の進歩により、色々な土地の物が一年中食べられるようになりました。
これは本来あるべき食物の旬が無くなってしまったとも言えます。
好きだから、美味しいからといって、自然の法則を無視した食生活をおくるのは私たちの健康に少なからず影響を及ぼします。
オステオパシーでは内臓マニピュレーション、頭蓋オステオパシーなどのテクニックで、消化器系や自律神経に対して調和を図り、不規則な食生活による不調を改善させる一助になれると考えます。